(2022/5/7 坂本旬先生のFacebook投稿から転載しました)
吹田市は最初のデジタル・シティズンシップの本を出版する半年も前からデジタル・シティズンシップ教育を市の教育政策の柱に位置付けていました。今日、なぜ吹田市がデジタル・シティズンシップ教育の最前線に立てたのか、その理由がわかりました。
1.いじめ予防のためのGREENスクールプロジェクトがあること。このプロジェクトはいじめをなくすための学校風土の改革と子どもたちのソーシャルスキルの育成をめざしています。これはデジタル・シティズンシップのアップスタンダー教育にそのままつながります。態度ではなくスキルを育てる考え方もデジタル・シティズンシップ教育そのものです。
2.GIGAスクール構想を格差解消のための政策として位置付けたこと。この考え方はデジタル・インクルージョンと呼ばれるものです。
3.そして何よりも吹田市の教育政策の土台に人権教育が位置づいていること。こうした理由から、無理なくデジタル・シティズンシップ教育が導入され、現場で実践が続けられているそうです。すごい!
実際の話を聞くことができます。ぜひ6月4日のNEE T45「デジタル・シティズンシップ教育のフロンティア」にご参加ください。https://edu-expo.org/index.php